Lagoon（ラグーン）。
それは、命が集う場所。

新潟という県名は、古くからこの地で「潟」と呼ばれる湖沼が点在していたことに由来します。潟ではさまざまな植物が棲み分かれ、昆虫や魚類、野鳥といった生き物たちの居場所となりました。この豊かな資源の恩恵に預かるべく、私たち人間も潟端へ集まり、長年にわたって命の循環の一部となってきました。Lagoonは、英語で「潟」を意味します。日本酒を通して、潟のように、豊かな時を紡ぎ、人から人へ歓びをつないでいく。そんな石本酒造の志を、体現する一本です。

ロックや炭酸割りなど、
いつもと違う飲み方で。

温度帯や割り方で変化する味わいを楽しめるLagoon。例えば氷を入れると、スッキリした飲み口になり、身体にスッと馴染む一杯に。柚子やカボスをひと搾りするのもおすすめ。スパイシーな料理ともよく合います。
また氷を入れず、よく冷やした炭酸水と1：1で日本酒ハイボールとして楽しむのも一興。爽やかな香りと喉越しで清涼感がアップし、より飲みやすい一杯に。凍らせたフルーツをトッピングするのもおすすめです。

新潟の豊かな自然と恵みに感謝し、
持続可能な酒造りを。

石本酒造は使命として「豊かな時を醸す。酒と地域の未来に貢献する。」を掲げています。豊富な良水と酒造りに適した気候、亀田郷の恵みに感謝と敬意を払い、酒造りを通じて地域社会に恩返しをしていきたい。その第一歩となるのが、この「Lagoon」です。Lagoon シリーズの売り上げの一部は、「緑の募金」を通じて、未来に自然豊かな新潟を残すために役立てられます。お買い求めいただいたLagoonが、新潟の大地で1本の樹となり、次の100年につながっていくことを心から願っています。

ソムリエ田崎真也氏による、テイスティングノート

香り

上品で穏やかな香りの印象、米由来の蒸米や炊き立ての米の香りと、乳製品的な香りの生クリーム、クリームチーズなどの香りがバランスよく調和。加えて、ほのかにカシューナッツや白胡麻ペーストのようなナッツ系の香り、吟醸香のバナナ、梨、微かにカリンの香りなどがミネラル香とともに調和している。

味わい

普通酒タイプのLagoonのアルコール度19度と異なり、16度で仕上がっているのと純米タイプであること、山田錦を使用していることなどから、味わいの第一印象はまろやかで膨らみがあり、旨味とのバランスがよく、酸味が上品さを与えながら、中盤からのドライな印象と調和して余韻へと持続する。

おすすめの飲み方

Lagoonのコンセプトのひとつにオンザロックと炭酸水割りを勧めているが、この純米吟醸タイプは、この味わいをダイレクトに楽しむのであれば12〜16度の間の温度くらいで楽しみたい。
オンザロックの場合は120mlの酒に対して、小さめの氷2つくらいを加え、冷やすのと、アルコール度14度くらいに下げて味わうとより爽やかな印象となる。

ペアリング

そのまま味わった場合、料理の風味を、よりふくよかに、よりコクのある印象に。

• マダラの鍋、カニ鍋
• サーモンのポワレ　トマトソース
• 地鶏のロースト
• くじら汁

オンザロックの場合、料理のクリーミー感をキープしながら、よりフレッシュな余韻を。

• 白子　ポン酢
• サーモンのムースまたは　リエット
• サラダチキンのサラダ