石本酒造について
一滴に、一輪の美意識。
醸造の秘技とは、
大胆かつ細心、そして周到であること。
「醸技秘在大胆而細心周到」を常に自戒し、
食前・食中・食後と最後まで飲み手に寄り添い、飲み飽きしない酒であるために。
私たちは、厳しい寒さにじっと堪え、初春の残雪の中、凛と咲く梅一輪に、自らの酒造りの美意識を重ねます。
寒梅一輪、寒梅一滴……
いつの時代も変わらず美しさを放つ寒梅のように、
日本酒の豊かさを、世代を超えて伝えつづけていく石本酒造です。
石本酒造の使命
豊かな時を醸す。
酒と地域の未来に貢献する。
日本酒がもたらす豊かな時間を
一人でも多くの方にお届けし、
日本酒を愛してくださるファンの拡大に貢献すること。
そして豊かな恵みで私たちを育んでくれた、
地元・新潟に恩返しすること。
それが、石本酒造の使命です。
石本酒造の価値観
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一飲み手に寄り添う
「甘口か辛口か」「香りが強いか弱いか」など一つの個性に依るのではなく、食前・食中・食後を通じて飲み飽きしない酒の追求へ。米本来の旨さを味わっても、料理との調和を楽しんでもいい。主役にも脇役にもなれる、どんな楽しみ方もできるのが私たちの目指す酒の姿です。
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二吟味を重ねたものだけ
飲み手にストレスを感じさせない、品格ある酒を醸すために。最高と認めた材料を揃え、最高の状態に整えた環境の下で、培ってきた技術を駆使して丁寧に、じっくりと醸す。その末に生まれるのが、私たちの志す酒です。
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三頑なさとしなやかさと
「大胆、且つ細心、周到」の伝統を頑なに守りつつ、日本酒の魅力を一人でも多くの人へ。現代の食生活を意識した「灑」に象徴されるように、時代のニーズに応える新しい酒の醸造にも挑み続けるのが石本酒造です。
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四日常もハレの日も、世代も国籍も超えて
一人で晩酌を楽しんでも、特別な日に大切な人と楽しんでも、日本文化の一つとして海外の仲間と楽しんでもいい。石本酒造は、飲むシーンやターゲットを限定しません。年齢や性別、住んでいる地域や国籍を問わず、すべての人、シーンに開かれた酒です。
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五人と人をつなぐ
飲むことで話が進んだり、贈ることで絆が深まったり飲む人・飲まない人を問わず、お酒は人と人をつなぐ最高のコミュニケーションツールになりうるもの。石本酒造は酒という枠を超えて、つなぐ存在でありたいと考えます。
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六地元への思いを形にする
「農作業に励む地元の人々に喜んでもらえる酒を造る」石本酒造はそんな素朴な想いの下に生まれた酒蔵。豊富な良水と低温環境を作り出す冬の雪に恵まれた亀田郷の恵みに感謝と敬意を払い、酒造りを通じて恩返ししたいと考えます。
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七日本酒に恩返しする
石本酒造は、一人でも多くの方に日本酒の素晴らしさ、もたらす時間の豊かさに気づいていただけるよう、さまざまな取り組みを続けていきます。また酒のデメリットに目を背けず、適量飲酒の啓蒙や健やかな心身を育む「日本酒食」の提案も行います。
ジャーナル
石本酒造は、どのような想いのもとで
酒をつくっているのか。
そして酒造りを通して、地域と日本酒の
未来にどう寄与しようとしているか。
「酒を想う、地域を想う」をテーマに、
現在進行形のさまざまな
取り組みや挑戦をご紹介します。