灑(さい)という新しい志

醸造の秘技とは、大胆かつ細心、そして周到であること。「醸技秘在大胆而細心周到」を常に自戒し、「旨い」と納得できる味のため、
ひたすらに邁進してきた日本酒という道。私たちは、厳しい寒さにじっと堪え、初春の残雪の中、凛と咲く梅一輪に、自らの酒造りの
美意識を重ねます。寒梅一輪、寒梅一滴・・・いつの時代も変わらず美しさを放つ寒梅のように、日本酒の真の価値を、世代を超えて
伝えつづけていく越乃寒梅です。
醸造の秘技とは、大胆かつ細心、そして周到であること。「醸技秘在大胆而細心周到」を常に自戒し、「旨い」と納得できる味のため、 ひたすらに邁進してきた日本酒という道。私たちは、厳しい寒さにじっと堪え、初春の残雪の中、凛と咲く梅一輪に、自らの酒造りの 美意識を重ねます。寒梅一輪、寒梅一滴・・・いつの時代も変わらず美しさを放つ寒梅のように、日本酒の真の価値を、世代を超えて 伝えつづけていく越乃寒梅です。

灑の頭上に咲く、
酒造りの美意識

王冠に刻された越乃寒梅の新しいシンボルマークは、
酒造りへの姿勢・美意識を体現すべく、一輪の梅の花と、
雪の結晶を表した「六花(りっか)」を掛け合わせ生まれたもの。
しんしんと降り積もる雪の中、凛と咲く一輪の寒梅のように、
強い存在感を放つ普遍性あるデザインへと磨き上げています。

灑の顔つきを飾る、
ふるさとへの敬意

繊細かつ華やかな印象を放つ灑のラベル。
背景に彩られた緻密なパターンは、阿賀野川と信濃川、
そしてその二つを結ぶ小阿賀野川に囲まれた越乃寒梅のふるさと
「亀田郷」を象徴的に表現したもの。
豊富な良水と低温環境を育む、ふるさとへの感謝と敬意を
表すとともに、黄金色の文様は、
豊かな実りに彩られ輝く秋の亀田郷をイメージしています。

灑に込めた思い

越乃寒梅は、料理を引き立て、同時に、料理によって
その旨さが最大限に引き出される酒。
新たにそこに名を連ねた、純米吟醸「灑」もまた、
料理に寄り添いながら、飲む人に心地良い酔い心地を
届けることができる酒です。
食とともに盃を傾ける。それはまさに、日本人が築き上げて来た、
幸せな時間の過ごし方。
私たちは改めて、そんな心豊かな嗜みを、
越乃寒梅をご愛飲いただいている皆様、
そして日本酒に馴染みのない世代の皆様にも、
灑とともに、伝えていきたいと思っています。

灑が目指したもの

穏やかな香りと、体の中にスッと流れ落ちていくような飲み心地。
それでいて確かな米の旨味を感じる。灑が目指したのは、そんな、控えめな中に芯のある、ライトで飽きの来ない日本酒です。
丁寧に、正確に米を磨き、麹を作り込み過ぎず、もろみを溶かし過ぎることなく、低温でじっくりと醸した酸味の少ない酒。それをさらに低温熟成させ、香味との調和を待つことで、その名に相応しい清らかな味わいに辿り着きました。
さりげない膨らみと、柔らかく滑らかで、キレのある後味。盃を重ねるほどにその魅力を増していく、新感覚の純米吟醸酒。
「暑い夏に燗で涼をとり、寒い冬に冷で暖をとる」、季節に合わせた体に優しい飲み方もおすすめです。

灑に刻まれた、越乃寒梅の証

米一粒一粒に神経を注ぎ、
白く白く磨きあげることから始まる、石本の酒造り。
灑もまた、この徹底したこだわりの下に生まれた酒です。
近年、甘味や酸味、華やかな吟醸香など、
強いインパクトを持つ日本酒が好まれる中、
灑は、時流とは一線を画す存在と言えます。
しかし灑に刻みこまれた、純粋できれいな味わいこそ、
越乃寒梅のアイデンティティ。
「幅広い層の方々に気持ち良く飲んでもらえる酒を、
今改めて『石本流』で造る。」 
私たちの新たな志を、灑の中に感じていただければ幸いです。

灑【さい-sai-】「水を注いで洗い清める」
「さっぱりとしたさま」などの意味を持つ言葉。
灑水という熟語としても、しばしば用いられる。
引用文献:「現代漢字語辞典」角川書店

純米吟醸 灑

Junmai-ginjo Sai

原材料名/米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合/55%
アルコール分/15度
内容量/720ml 1800ml

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