毎年恒例の梅酒仕込み
梅の出荷最盛期は6月ごろといわれており、弊社では採れたての梅を用い少量ではありますが梅酒を造っております。弊社では『南高梅』『白加賀梅』『藤五郎梅』の3種類の梅を使用しています。一日では仕込みきれないので、4日間に分けて仕込みを行います。
梅酒の仕込みは社員総出で行っています。
それは、梅の実には『へた』が残っており、そのまま梅酒と一緒に仕込むと渋味が残ると言われているため、一つ一つ手作業でへたを除く必要があるからです。
へたを取ることによって、見た目も綺麗になりますし品質も向上します。この作業が非常に難儀で、時間のかかるものなので、社員一丸となって梅酒仕込みに取り組んでいます。
梅の実は表面に産毛が生えています。そのため、水を良くはじきうまく水となじまないので、産毛を落としつつ洗うことが必要になります。
弊社では何度も流水で洗い流しながら綺麗にしています。そして梅酒を漬け込むために網(ネット)に梅を入れます。
先述したように、弊社では会社の所在地である亀田の銘産の『藤五郎梅』も梅酒に使用しています。梅の栽培の歴史は古く江戸時代後期にさかのぼります。宇野藤五郎が栽培し、新潟市場に出荷したのが始まりで、その優れた品質から「藤五郎梅」と呼ばれるようになりました。果実が大きいため、梅干や梅酒に適していると言われています。(新潟市公式HPより抜粋)