6月は梅の実の収穫が最盛期を迎えます。
今年も採れたての梅の実を自家製焼酎に漬け込む「梅酒」の仕込みが始まりました。
梅の実は、梅の産地として全国的に有名な和歌山県日高郡みなべ町の「南高梅」、群馬県安中市の「白加賀」、そして亀田の名産品でもある「藤五郎梅」を使用しています。
ほんのりと梅の香りが薫る中で、産地から届いた梅の実をひとつひとつ選別しながら手作業でヘタを取り、綺麗に水洗いしてから北海道産のてんさい糖と一緒に自家製乙焼酎に漬け込みます。
梅の実は柔らかく傷が付きやすいので、水洗いも全て手作業にて行います。
約半年ほど熟成させた後に梅を取り上げ、濾過をしてビンに詰めて出荷していきます。
「越乃寒梅 梅酒」は澄み切った甘みと香りが調和する、濃厚タイプの梅酒です。
今年もいよいよ新潟県内の米作りが始まりました。
会社の周辺でも忙しそうに田植え作業をしている風景が見られます。
稲が育つ過程で、登熟期(穂が熟して粒が大きくなる時期)の昼夜の温度差が大きいほどに穂の実りは良くなり、品質の良いお米が収穫できます。新潟県は良質のお米ができる条件がすべて揃っており、全国有数の米産地として知られています。
石本酒造でも昨年より、地元農家さんと共に酒造好適米である「五百万石」の栽培に取り組んでいます。
先日、農家さんと一緒に五百万石の田植えを行ってきました。
収穫された五百万石は来期の酒造りに使われます。良い実りを期待しながら、県産米の特性を活かした酒造りも継続して取り組みます。