酒造り 米③ 越乃寒梅で使われている酒造好適米 〈新潟県産〉

2016年4月11日

石本酒造では、今年度の酒造りより大吟醸から普通酒まで全てのお酒を、「酒造好適米」で仕込んでおります。

今回は、越乃寒梅で使われている新潟県産のお米について紹介したいと思います。

 

〜五百万石〜

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五百万石は、新潟県で誕生した最も代表的な酒造好適米です。

「新200号」と「菊水」の交配によって1957(昭和32)年に誕生した酒米で、名前は新潟県の米の生産量が五百万石を超えたことを記念して命名されました。

作付面積は新潟県が第一位ですが、北陸や山陰地方など日本各地で生産されています。

五百万石で造られるお酒は淡麗で軽快な味わいに仕上がりやすく、新潟県内の清酒に広く使われております。

 

〜越淡麗〜

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越淡麗は、新潟県において高級酒向けに開発された酒造好適米です。

「五百万石」と「山田錦」の交配によって2004(平成16)年に誕生した比較的新しい品種です。草丈が五百万石よりも10㎝ほど長くなります。心白の大きさも適度であり、タンパク質が少ないのが特徴です。タンパク質は多すぎると雑味として感じやすくなります。また高級酒造りでは玄米をより小さく、ゆっくりと磨きますが、途中で砕けることなく耐えて精米されます。キレイでありながらふくらみをも持つ高級酒を造り出すことができ、現在では出品酒の酒米としても使われるようになりました。

 

現在、「越乃寒梅 普通酒 白ラベル」は、五百万石などの酒造好適米で仕込んでおります

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「越乃寒梅 特別本醸造 別撰」は、五百万石・越淡麗などの酒造好適米で仕込んでおります

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参考文献:「新潟清酒ものしりブック」